MENU

【PL21節】アーセナル3−2マンチェスター・ユナイテッド

泣いた😭😭
グーナー歴20年の私にとってこの試合は感慨深い試合だった。
そして贔屓目なしにアーセナル以外含めても、今シーズンPLでベストバウトの試合だった。

私が一目惚れしたアーセナルが戻ってきた感覚になった。
アルテタアーセナルは完全に本物だ。

Embed from Getty Images

昨シーズンのホームのノーロン振りに試合を2回観てしまった、、、
今回は長いブログになりますがお付き合いください。

TOC

出場選手

アーセナル
GK:ラムちゃん
DF:ホワイト→(45′)、サリバ、ガブリエウ、チェン子
MF:トーマス、ジャカ、ウーデゴール→ホールディング(93′)
FW:サカ、マルティネッリ→トロサール(82′)、エディ

4-1-4-1→5-4-1

マンチェスター・ユナイテッド
GK:デヘア
DF:ワンビサカ、ヴァラン→ガルナチョ(92′)、リサマル、ショー
MF:マクトミネ、エリクセン、Bフェルナンデス
FW:アントニー→フレッジ(71′)、ラッシュフォード、ベグホルスト
4-2-3-1

result

Stadium:Emirates Stadium
Score:3-2
Scorer:ラッシュ(17′)、エディ(24′)サカ(53′)、リサマル(59′)、エディ(90′)
MoM:エディ
個人的MoM:ジンチェン

アーセナル出場選手総括

ラムズデール

最近シュートストップに成長を感じるラムちゃんは、この試合でもスーパーセーブ1本!
後ろからのビルドアップ時にも両SBに良いロブパスも効果的だった。

2失点時の判断ミスは今後の課題か。
(CKのボールをキャッチにいこうとしたが富安と被り、直前でパンチングに切り替えたのか?中途半端になった)

ラムちゃんは空中戦に課題だと思う。
シュートストップもすごく成長したので、空襲戦も成長に期待したい。

Embed from Getty Images

ホワイト

何かあったのかはわからないが、今日のホワイトは何かがおかしかった。
らしくない判断や注意散漫な場面が目についた。

出だしはいつも通りだったが、ラッシュに先制点を決められた後にらしくないシーンが目立ち始めた。
・サカにボールを預けてオーバーラップしたシーン。サカと進行方向が被り、サカの突破の邪魔になってしまった。
・ホワイトとサカの間にエリクセンが立っていたのに、そのままエリクセンにパスを出してしまう。
・ユナイテッドにボールを奪われた時、いつもなら即プレッシャーかける場面も、簡単に置き去りにされる。

メンタルなのか怪我なのか?何にせよ心配になった。
前半のみで後半開始からトミーに交代したが、次の試合で元気な姿をみせて欲しい。

サリバ

いつも通り守備で躍動していたサリバ。
ピンチの場面も落ち着いていたし、相変わらずのスピード。
特筆すべきシーンはなかったが、安定したパフォーマンスだった。

後半に同点にされた後、勝ち越しを狙うアーセナルはより前がかりにいっていた。
前回対戦時、カウンターでラッシュフォードにやられた事も頭にあったはずなのに、臆せずサリバも俄然前から守備し、ジブの後ろ怖いはずなのにそのメンタルが凄かった。

ガブリエウ

サリバ同様、対人も強く、素晴らしかったガブリエウ。
ユナイテッドの両WGは足が速く、アーセナルは両SBが高い位置にポジションを取る傾向が多いので、自陣の裏ケアはガブリエウ・サリバ・ラムちゃんで共有していたのだろう。

押し込んでいる場面では、低い位置から良い楔のパスを縦に付けるなど、攻撃時にも効果的だった。

ジンチェンコ

クラブ公式MoMのジンチェンコ
100%同意!

攻撃時にはあらゆる局面で顔を出し、ビルドアップの潤滑油となりチームを円滑に動かし続けた。
アントニーへの守備対応をは不安があったが、危ない場面はほぼなく、SBでの守備のタスクも問題なくクリアしていた。
ポジショニング、トランジション、配球、攻撃の構築、全ての局面で最高のパフォーマンスだった。
チェン子がアーセナルに入団以来、最高のパフォーマンスだった。

Embed from Getty Images

トーマス

試合の中でムラがあったトーマス。
良い時は素晴らしい判断やパス、ボール奪取やサポートもあったし、雑な判断やパスなどもあった。

後半、アントニーに裏へ抜け出されたシーンでのトーマスのスピードには驚愕した。グングン加速するスピードで最終的にアントニーより先にボールに触りピンチを回避。
「そんなに早く走れるの?」そう思った人は私だけではなかったのでは、、

それでもいるといないではチームが変わるアーセナルにとって、この試合は普通に出場できたことが良かった。

ジャカ

ジャカニキことヤングアーセナルの兄貴。
ビッグゲームでレッドをもらうやらかしをすることがなくなったジャカニキは、この試合でも統率力は裏キャプテン。
足元の技術や判断も30歳のベテランの域に入ってなお、見違えるほど成長しているジャカニキは、この試合でもシュートやアシストなどわかりやすい活躍はなかったが、チェン子と同様に中盤で後ろと前を繋ぐ需要な存在であり続けた。

Embed from Getty Images

ウーデゴール

チームの意識共有、攻守のバランス、攻守の献身性、全ての面で素晴らしいウーデゴール。
キャプテン以上の働きをこの試合でも見せていた。

片足ダブルタッチ?で出したジャカへのスルーパスなど、技術的にもスーパーだったし、守備時のコントロールやプレスのスイッチ役をいつも通り高い角度でこなしていた。

失点直後も選手を鼓舞し、「顔上げていくぞ」的なパフォーマンスをしていたウーデはメンタルも素晴らしかった。

サカ

サカはもう異次元な選手になりつつある。
サカのミドルシュートはエグかった!
相手はシュートストップ最高峰のデヘアからあのシュートを決めれるサカは恐ろしい。
この試合も安定したキープ力とドリブル突破。マッチアップしたショーに同情するほどだ。

21歳にしてスーパーな選手だ!

Embed from Getty Images

マルティネッリ

マルティネッリはこの試合のスターになる可能性もあったが、惜しくもシュートは決まらず。
得意のドリブル突破も対人に強いワンビサカに押さえ込まれ、チャンスメイクもいつもよりは少なかったが、相変わらず守備への献身性と序盤の勢いをつけるコーナー獲得したあたりのドリブル仕掛けなど、いつも通り良い出来だったと思う。

マルティネッリもまだまだ若いので、これからこういうビックゲームを経験してアルテタの元で最高の選手になって欲しい。

エンケティア

アーセナルのエースNo14を引き継いだエディ・エンケティア

2ゴール。PL公式のMoM。
結果もエースに値する活躍。内容も素晴らしかった。
前線からの献身的な守備意識、流動的に動いて前線でボールの受け効果的に捌いて、攻撃に厚みを持たせていた。

エディがゴールを決めた時に思い出した、「All or Nothing」の2つのシーン。
・podcast出演時のコメント
「出場時間が少ない中で評価されるのは納得できない。スタメンで出場し続けたうえで判断してほしい」
・アシスタントコーチのスタイフェンベルフとエディが個人面談のシーンにて
「自信を持て。ゴールエリア内ではもっと動きをつけていこう」

このシーンを思い出すと泣けてくる。
試合に出場できない苦しみから解放されるゴールという結果は、エディ本人もグーナーも幸せにしてくれる。

背番号14はもうあなたの番号だ、エディ!

Embed from Getty Images

富安

不調のホワイトに代わり、後半開始から出場のトミー。
マッチアップは好調のラッシュフォード。
日本人としては楽しみなマッチアップだったが、絶好調のラッシュフォードにかなり手を焼いていた。

ラッシュフォードに2度突破され、1度はシュートまで持ち込まれたが、ラムちゃんのスーパーセーブで助けられた。

2失点目CKの場面では、トミーを責める人もいるかもしれないが、あれはラムちゃんの判断ミス・キャッチミスだった思う。
それでも同点にされた後も崩れず、カウンターケアも攻撃時サカへのヘルプ、ビルドアップの関与など、いつも通り安心して観れた。
相変わらず安定のトミーだった。

Embed from Getty Images

トロサール

最高のデビューとなったトロサール。
最後の勝ち越し点の起点となり、勝ち越し後も相手にボールを取られず、前へボールを運ぶ推進力と判断力はさすがだった。

マルティネッリがうまく行かない時の駒がいなかったが、トロサールは正に最適解の選手だったのかもしれない、と思わせるほどすんなりチームに馴染んでいた。
今後の活躍に期待できるデビュー戦だった。

Embed from Getty Images

試合総括

ユナイテッドが強かったからこそ、この勝利はより気持ちよかった。
アルテタアーセナルの理想が見れたのではないかと思う。

ヴェンゲル黄金期のアーセナル時代の宿敵のユナイテッドになりそうで、それそれで将来も楽しみになる試合だった。

引用:transfermarkt

アーセナルの宿敵、マンチェスター・ユナイテッド

90年初頭からSirアレックス・ファーガソンが退任するまでの約20年間、ユナイテッドは帝王だった。
96/97シーズンにアーセナルにヴェンゲルが就任してから、アーセナルとユナイテッドは優勝争いを繰り広げ、ユナイテッドとアーセナルの2強の時代があった。

今回の試合は当時を思い起こさせる試合だった。
今はアーセナルが強く好調で注目されているが、この試合ではユナイテッドが当時の強さを彷彿とさせるようなパフォーマンスだったので、尚更この試合を盛り上がったと思う。
“アーセナル完勝”ではなく、“強いユナイテッドを撃破”にノスタルジーな気持ちになったグーナーは少なくないはずだ。

03/04シーズンの無敗優勝「インビジブル」で完全に虜になったわけだが、その時に高揚感、躍動感、チームの一体感を超えるアルテタアーセナルは今後も超絶楽しみだ。

NEXT MATCH 新帝王マンチェスター・シティ

次の試合はFAカップなので両チームベスメンではないと思うが、現在最強のマンチェスター・シティだ。
ペップは最近謙虚な発言を繰り返しているが、本質は超負けず嫌いなので、難しい相手なのは間違いない。

21節を終えたが、アーセナルの消化試合は19試合。
シティ戦を2回残しているし、苦手のアンフィールドも残している。

まだまだ半分終えただけだ。
まずはCL圏内へ。そこはmustの目標を目指して頑張ってほしい。

Come on you Gunners!!

Let's share this post !

Author of this article

Comments

To comment

TOC